インタビュー&コラム

『自分自身のキャリアや会社を通し、意味を与え続けられる人でいたい』CFOインタビュー

今回は、株式会社yutoriでコーポレート本部長を務める桐山英夫氏に、キャリアの中でのターニングポイント、仕事に対する価値観、現職の事業及び組織の魅力を伺いました。経営管理の領域で活躍する桐山氏の考えに触れることで、キャリア形成のヒントを得て頂ければ幸いです。
目次本記事の内容
- 資格取得に注力した学生時代
- 美容師から大手税理士法人の税理士へ
- 上場企業よりもわくわくできる選択
- 若いメンバーだからこそスムーズな内部統制
- 相手をリスペクトして受け入れることが大切
桐山英夫
株式会社yutori コーポレート本部長
1993年生まれ。大学在学中に税理士・美容師の試験勉強を開始し、税理士は3年で5科目合格し、美容師は大学を卒業した年の8月に資格を取得。その後は、美容師として約3年間活動し、その後税理士としてデロイト トーマツ税理士法人で約3年間在籍。2022年1月に株式会社yutoriに入社し、内部監査室長を経て、2023年12月のIPO後に現在のコーポレート本部長に就任。
資格取得に注力した学生時代
ーーまず桐山さんのご経歴を教えてください。
桐山さん:高校卒業後大学へ進学し、大学時代は資格取得の勉強に励んでいました。大学と並行して税理士試験のための専門学校と、美容師免許取得のための通信制美容専門学校の3つの学校で勉強していました。
大学卒業後は父が経営する美容室で3年間働いた後に、税理士としてデロイト トーマツ税理士法人で3年間、主に上場企業や上場子会社の税務顧問を担当しました。しかし、このまま続けていてもビジネスの難しさや面白さ、手触り感は感じられないと思ったので、事業会社へキャリアチェンジを決意し株式会社yutoriへ入社しました。
ーー大学時代になぜ並行して2つの資格取得を目指されたのでしょうか?
桐山さん:高校を卒業する頃に、将来を見据えて何らかの資格を取得しておきたいと考えていました。父が祖母の代から続く美容室を経営しており、父の妹(私から見て叔母)も美容師のいわゆる美容一家で、身近に資格を活かした仕事をしている人が多かった影響はあるかもしれません。組織の一員として働くだけではなく、会社を経営したり、独立したりする働き方も自然と選択肢の一つとして入ってきたと思います。
また、身近かつ具体的な選択肢として、もし家業に携わるとなると、中小企業の会計や税金の知見は実用的と思い、半ば軽い気持ちで税理士の資格取得を目指すことにしました。
大学1年生の4月から簿記3級の勉強をスタートさせ、1年生で簿記2級まで合格しました。 その次は、税理士試験を受験しようと決めたんですが、当時は大学3年生にならないと税理士試験を受験することが出来なかったので、そのときまで簿記1級のテキストなどを使って準備をしていましたね。
ただ実は、簿記2級の勉強をしている時点で、簿記の勉強は正直あまり面白くないなと感じていました。 そのときに、美容師の父親が美容専門学校なら学費を出すと言ってくれたので、それならそれも選択肢を広げる一つだなと考えて、大学2年生の秋に通信制の美容専門学校に入学して、美容師免許を取得する勉強もはじめました。......

