IPO用語集
glossary

は〜ほ

初値 ブックビルディング ベンチャーキャピタル
本則市場

初値

新規公開株が金融商品取引所に上場して、最初についた(最初に売買が成立した)値段のこと。「公募価格」から初値にかけて上昇(または下落)した率を「初値騰落率」と言う。

ブックビルディング

新規公開株式及び既公開株式の募集・売出価格を決めるにあたり、あらかじめ提示された仮条件または割引率を参考に投資家に対して、引受証券会社が行う需要予測のこと。引受証券会社が行った調査結果は主幹事証券会社で取りまとめられ、需要株数、価格帯等を総合的に勘案して、新株発行または売出しの価格「公開価格」が決定される。新規公開の際のブックビルディング期間は通常4~5営業日。

ベンチャーキャピタル

ベンチャー企業の株式などを引き受けることによって投資をし、その企業が株式公開するなどしたのち株式などを売却し、キャピタルゲインを獲得すること目的とした投資ファンドのこと。「VC」と略される。最近では、事業会社がファンドを保有し、ベンチャー企業との買収や業務連携を目指した「コーポレートベンチャーキャピタル」(CVC)も多く登場している。

本則市場

金融商品取引所(証券取引所)が開場している市場のうち、メインとなる市場のこと。東京証券取引所の場合、東証一部と東証二部が本則市場であり、本則市場以外の市場には「マザーズ」、「JASDAQ」、「TOKYO PRO Market」がある。